【困らない女3】はじめに:はじめての共同作業はケーキ入刀よりはるかにヘビーだせ!

「一緒に取り組む」ことの意味とは?チーム結成は今後の試金石

2025年10月20日、生まれて初めての「お見合い」を、愛媛県松山市で体験した、はにわきみこ、59歳。

9月19日に誕生日を迎え、その日に大阪でお見合いパーティで玉砕。

「もう、私には、結婚は難しいのだろうか」

「こんな私にぴったりくる男性は世の中に存在しないのだろうか」と思い悩んでおりました。

 がしかし、誕生日の数日後、徳島のマキノ整体にて施術を受けた際に

「身体もよくなるし、痩せられるし、オトコもできるよ」って予言されてもいました。

そして、お見合いは断られてしまい「この世の終わりか!」と思っていたところに、なぜかお友達からのおつきあいがスタート。そして「中古マンションを買うから一緒にリノベしない?」というストリームが発生したのです。

この辺の詳しいことは「困らない女」1と2、で詳しく語っております。

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さて。

これまで、家賃4万円の2LDKのマンションに住んでいた、讃多さん。

2025年の春に「あなたもそろそろいい年だし、婚活しているのでしょ。うちの親が使っていたマンション、格安で譲るけど、どう?」という話があったと。

しかも、購入方法は、月々4万円の50回払い、つまりは現状の家賃と同じ金額で、最終的にはマンションが自分のものになるという、非常に良い条件。

とはいえ、7年前まで住んでいた時の家具はそのまま。

いらないものをすべて処分することと、賃貸であれば管理会社が担当する「部屋の原状復帰」(クロスの張替、備品の修理や交換など)は、自分でやる必要がありました。

それを考えると「自分ひとりでそこまでするのは、大変すぎる」「今の賃貸マンションは内装もきれいだし快適だし、不満はない」と、提案を放置していた、讃多さんなのであった。

とはいえ、讃多さんは、2025年12月で66歳。

ずっと自営業で、年金をもらい始めた年齢。

いつまでも、賃貸物件を借りられる保証もないわけです。

まあ、それを言うなら、59歳の私も条件は同じ。

「自分は自営業、母は80歳越え、妹は3つ年下の派遣社員、保証人も立てられず、賃貸物件を普通に借りるのはムリ」なのです。

だからこそ、妹は、実家の建て替えを決断したと言えます。

父の死後、母と二人の共同名義で、古い実家を壊して、同じ場所に、二階建ての注文建築を行いました。

そして私は、新しくなった実家に、7年間にわたり居候をさせてもらっていたのです。

というわけで、マンションを良い条件で購入できるのであれば、断る理由はない!

しかし、今現在、貯金がない二人。

「お金をかけずに手間をかける。低予算で、心地よい住まいづくりをできないものか」

おつきあいを決意したとほぼ同時に「さっそく二人で取り組むべき課題」が用意されたのです。これこそまさに、天の采配といえましょう。

「よし、一緒にやろう!」と、チームが結成されたのです。

思えば、結婚生活とは「ともに課題に取り組み、良い状態を作っていく。目標を定めてそれに向かって協力しあう」ということ。

ある意味、同じ会社に所属する仲間と同じ。利害関係が一致していて、同じ方向を向いている。得意なことで協力し合う。

単なる「楽しいね」「仲良くしようね」だけではない関係。

「結果を求めて力を出し合う」というシビアな面があるわけです。ともにクリアする課題を持つ、ということは。

若いうちの結婚ならば、出産、子育て、が共同課題となるでしょう。でも、私たちの世代はそういう「取り組むべき課題」は、すでに存在しない年齢です。

だからこそ、「マンションのセルフリノベ」という経験を通して、二人が協力しあえる関係なのかがジャッジできる。

というか、いい関係で続いていくことを大前提に、取り組んでいこう、と思ったのです。

短い期間で「ジャッジ」する(続けていけそうか、やっぱり無理、になるのか)ではなく、「ずっと続けていくためには、どんな心構えが必要なのかを体感しよう」と。

どんな職場でも「試用期間」って設定するでしょう。

あれって基本的に「長く付き合うのが大前提だけど、一応、試験的に運用する期間を設けようね」ってことよね。そういうスタンスで行こうと。

よく、結婚披露宴では、「ケーキ入刀」のことを「二人の初めての共同作業です」って説明するよね。でも、59歳の婚活ともなると、そんな甘~いことは言っとられん。

「初めての共同作業は、マンションのリノベーションです!」っていう現実的な流れなのである。

とはいえ、私はこの流れをイヤだとは思っていなかった。

「キャー!おもろいやん」と、とらえていた。

振り返れば、これまでも、埼玉で一軒家に住んでいた頃には、工務店に見積を取って和室を洋室にリフォームしたり、家具の選定から組み立て、網戸の張替からサッシの取り外し丸洗い、まで担当していた私です。

実家の建て直しの際も、間取りや電気配線の場所、ドアやクロスやカーテンの選定まで、母と妹に頼りにされて「これがいいと思う!」って決断を下していました。

「お家づくりをまるまる自分らでできる!それって究極の手づくり!」

編み物、縫物、陶芸、お料理、と、なんでも「人間が手でできることは、私もできるはず!やってみたい」と取り組んできた私です。

メラメラと、モノづくりへの意欲がわいてきたのでした。

結婚って、予想以上に、面白いかもしれない!

これまでの経験を活かして、快適な場づくりが、自分たちでできるのかもしれない。

この共同作業から始まる関係って、すんごく、いい!

とっても前向きな気持ちで、私は「予算をかけずに自分たちでリノベしよう」という提案に、ワクワクと乗っかったのでした。

実際に、その道のりに、どんなことが起こるのかを想像もせずに!!!

さてさて。

はにわと讃多さんの「はじめての共同作業ものがたり」はじまり、はじまり~。


*イラストは、梅ちゃんが作ってくれたものです!素敵な作品を提供してくださってありがとう!! 

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